4月13日(土)今年度初めての月例会、今回は紙芝居研究家の菊池好江さんを招いての特別例会でした。紙芝居の道30年の菊池さんは5本の紙芝居を実演し、そのひとつひとつの紙芝居について解説してくれました。参加者は菊池さんの紙芝居の魅力に引き込まれました。あっという間の3時間でした。
実演したのは『ごろん』『はるだよニャーオン』『モチモチの木』『ひまわりパンツ』『コスモス』の5本。作品によって幕紙のデザインが違います。また読み方や紙芝居の抜き方も違います。菊池さんが話の中で強調したのは、紙芝居は演ずるものであること。絵本や本は読むものですが、紙芝居は演ずるものなので、その紙芝居に合わせて声の出し方や読み方が変わってきます。また舞台が必要で、袖も大事な役割があると言います。紙芝居はみんなで楽しむもの、演じ手と観客が一体となるものという言葉が印象的でした。この特別例会はまさに菊池さんと参加者が一体となった瞬間でした。紙芝居の魅力ある世界を体験しました。
参加者の感想
○紙芝居の世界に引き込まれました。「モチモチの木」は、授業でもやってよく知っているのに、こんなに豆太やじさまの気持ちに入り込めるものかと、自分でもびっくりしました。「演じること」を自分も子どもたちの前でしてみたいと思います。
○今日はとても楽しかったです。紙芝居って読むものと思っていたけれど、演じるもの舞台なんだと初めて知り、すてきな世界だなと思いました。学校の図書館に眠っている紙芝居を見に行くのが楽しみです。
(文責:笠井英彦)
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