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今こそ読もう、この1冊!!08

『しぜんにタッチ!シリーズ

やさいはいきている~そだててみようやさいのきれはし~』

著者名:監修/藤田 智 写真/岩間史朗(本体1,300円+税)20072月発行

毎年この季節になると、やりたくなるのが野菜のきれはしの水栽培。ほかの季節でももちろんよいのですが、生活科で野菜栽培を始めるころ、この本とともに学校図書館展示によく使っていました。

始めのページは「やさいは、みんな いきている」(本文から)見開きに、だいこん、ほうれんそう、ごぼう、こまつな、きゃべつ、じゃがいも、せり、にんにく、やまいも、ながねぎ…。お店で買ってきて台所にありそうな野菜を並べた写真です。次のページは、へたや根っこなど、料理に使わないやさいのきれはしがならんでいます。

表紙の写真のようにお皿に水を入れて育てます。「いきている。だからそだててあげればおおきくなるんだ。」(本文から)にんじんの2日目、5日目、13日目、25日目と葉が出てくる様子の写真が並びます。きゃべつ、だいこんの様子も写真で紹介されています。じゃがいもは葉も根も長く伸びて土にうえたらじゃがいもを収穫できるみたいです。最後は25種類の野菜の切れ端がお皿やコップの水で芽や根を出す写真が勢ぞろいしています。みんな育ちたがっているのですね。その生命力に感動します。本書には冬が失敗なく育てられる季節とありました。夏は腐りやすいので注意が必要です。(石井)

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コメント: 1
  • #1

    きんぽうげ (金曜日, 29 5月 2020 13:56)

    育っていく姿を見るのは楽しいですよね。私もトレイや皿に水をはって何種類か育てています。某ラジオ番組で豆苗についてやっていました。視聴者のおひとりはカットして食べるを繰り返し、3回目は土に植えて育て続けたそうで、花と豆のさやまでついた豆苗の写真を送ってこられたそうです。パーソナリティは、きれい!当たり前だけど豆の苗なんだ!と感嘆されていました。私も見てみたくなったし、子どもたちも楽しめるのではと思いました。