これだれのセリフ?音?
【ねらい】
・物語の会話文は、誰が誰に向かって言ったセリフなのかを理解し、議論する。
・物語の中で使われるオノマトペや副詞を知り、筆者の表現力を味わう。
・感情を付けて会話文を読み、音読を楽しむ。
【流れ・準備・進め方等】
① セリフ・音リストを配ります。
② 物語からこぼれ落ちたセリフ・音に、持ち主を見つけて書く。
③ 備考欄にどの場面で言ったのかを書いてもらうのもいいでしょう。
※登場するとはどういうことかを確認しておきましょう。
④ 全員が終わったら「これだれのセリフ?」 と言いながら確認していきます。
※意見がわかれたら討論するのもいいでしょう。
⑤ 物語の中の好きなセリフ・音を書こう。
ばらばらのシーンを並びかえて!
【ねらい】
・主人公が通った場面を正確に理解する。
・物語の中に出てくる言葉を、イメージ化し、全体で共有
する。
・物語の中の時間軸を、主人公とともに追体験する。
【準備・進め方等】
① 1場面の主人公が物語中に気にとめた場所を調べ、発表してもらう。
② 2場面の主人公が物語中に気にとめた場所を調べ、発表してもらう。
③ ばらばらのシーンを並びかえて!を配ります。(Worksheet)
④ ふたりは、一緒に下校したので、通ってきた場面を順番に書く。
⑤ 全員が終わったら場面の順番を発表する。
※意見がわかれたら討論するのもいいですね。
コメントをお書きください
ゆうた君 (木曜日, 28 5月 2020 10:39)
バラバラのシーンを並べなおすって、何年生でやってももしろいですよね。
教科書にないシーンが入っていることで、立ち止まって考えることになりますね。
なべさん (金曜日, 29 5月 2020 15:42)
音とセリフに注目することにより、人物の気持ちだけでなく、情景まで想像することができますね。音読するときに音をつけても面白い活動になるでしょうね。
kei (土曜日, 30 5月 2020 03:09)
光村のホームページで本作の朗読を聞くことができました。互いに認めているのにすれ違う。子どもたちに出会ってほしい作品ですね。「これ誰のセリフ?音?」は物語をふりかえるのに有効ですね。意見が分かれそうなものがあり活発な討論ができるのではないかと思いました。シーンの並べ替えも物語も挿絵にないものを入れたことで深く読めそうです。「主人公が物語中に気にとめた場所」というのは少しわかりにくいのですが、主人公の表現の中に出てきた場所の意味でしょうか。
大樹 (土曜日, 30 5月 2020 18:06)
シーンの並び替えは面白くできそう。物語の再確認にもなるし、この手法は他の作品や他の教科でも使えると思います。ワークシートがとても使いやすく作られているます。
T (日曜日, 31 5月 2020 17:15)
「帰り道」は二人の男の子のそれぞれの視点による語り分けのおもしろさ、世界が違って見えていつつ、接近していく(よりを戻していく)プロセスに作者(+編集者)の工夫があると思う。そこに誘っていくアニマシオンがほしいと思います。ない物ねだりだけど…(笑)
「夕立(雨)」という効果にも着目させたい。そういう設定の巧みさというか、書きぶり。