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光村図書6年「帰り道」Ver.5

ツイート&インタビュー

 

【ねらい】

・物語の主人公の心情と自分を重ね、思春期の心の機微に気付く。

・物語の主人公のように、親しい人から言われ

  た言葉を受け止める。

・自分から見た自分と、他者から見た自分との

  違いに気付き、楽しむ。

 【流れ】

【準備・進め方等】

    周也と同じように、自分の性格をつぶやい

     て書く。

② 次の日に、おうちの人に、インタビューし

      て、記録する。 

    自分のワークシートを読み直し、人前で読ま

      れても平気な方に〇をつける。

④ 「この周也はだれでしょうクイズ」をする。

⑤ 盛り上がったところで、正解を出した人に次

      のツイートを読んでもらう。

⑦ 「この周也はだれでしょう?」クイズはどうだったか議論する。

【アドバイス】

 ・自分の性格をつぶやくことは、小学校6年生でも難しいものです。

  そこで、アニメーター自身のつぶやきを紹介するなど、アイスブレイキングをしてから、参加者に

  書いてもらいましょう。

 ・「この周也はだれでしょうクイズ」では、「絶対やめて」に〇をした人は、

  解答者に徹してもらいましょう。盛り上がってきたら、自分のも読んでもいいと言うかもしれません。

  その時は、クイズの問題に追加してあげましょう。

 ・アニメーターは、流れができるまで、数問は読んであげましょう。

 ・クイズの後半になると、名前を呼ばれていない人に気付くので、校長先生、学年の先生、

  芸能人などのツイートを交ぜて、読むと楽しめるでしょう。

 ・最後の議論は、感想発表会でもいいですし、振り返りシートでもいいかもしれません。

  自分がつぶやいた性格などのイメージは、勝手に自分が自分に貼ったラベルであり、

  他者から見ると違うラベルを貼られていることに気付けるといいでしょう。

  そして、自分のラベルを見つめなおす機会、新しいラベルを貼り直す機会になることを

  期待します。(藤條 学)

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コメント: 2
  • #1

    Kei (木曜日, 18 6月 2020 13:04)

    またまた、面白い企画。自分のことをふりかえったり、家の人に聞いたりという体験はこの時期の子どもたちに貴重なことだと思います。ねらい「自分から見た自分と、他者から見た自分との違いに気付き、楽しむ。」とワークシートの「(家の人から)何をいわれてもありがとうございますと言いましょう。」がとても素敵だと思いました。教室で盛り上がりの中で他者への肯定、自己肯定感が広がることでしょう。日ごろから、学校に対して家庭での理解と協力を得ておくことも大切ですね。

  • #2

    あられ (月曜日, 22 6月 2020 10:50)

    アドバイスの4つめ、「名前を呼ばれていない人に気付くので・・・」は、気配りが行き届いていてさすがだと思いました。2つめの、後から参加してもいいと思った生徒の追加がまた素敵です。