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今こそ読もう、この一冊!!166

『パフィン島の灯台守』

マイケル・モーパーゴ作 ベンジー・デイヴィス絵 佐藤見果夢やく 評論社 

作者のマイケル・モーパーゴはイギリスで最も愛されている児童文学者のひとりです。一人の灯台守と灯台守に助けられた少年が再会する感動的な物語です。ニューヨークからリバプールに向かうスクーナー船が座礁しました。5歳の少年は母と一緒に近くのパフィン島の灯台守に助けられました。その少年が成人してパフィン島に帰

ります。島で暮らすと傷ついた一羽のパフィンを助けます。そこで過ごすうちに召集令状が届き戦争へ。戦争が終わると再び島に戻ります。すると島はパフィンでいっぱいになっていたのです。助けた一匹のパフィンが多くの友を連れてきたのです。そして妻、子どもとともにパフィンで暮らすことに。パフィンという鳥を中心に灯台守、助けられた少年が力強く生きる姿を戦争に反対する作者の思いも交えながら描く壮大で感動的な物語です。(笠井)

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コメント: 1
  • #1

    岩辺 (日曜日, 21 4月 2024 18:11)

    大好きなマイケル・モーパーゴです。
    「パフィン」は、北海道浜中町霧多布岬のエトピリカの仲間です。